思考力を鍛えるワークブック!『プログラミング的思考を育てるドリル』レビュー

「まずはプログラミングの“考え方”から身につけさせたい」──そんな保護者の声に応えるのが、『プログラミング的思考を育てるドリル』です。

本書は、タブレットやPCを使わずに紙と鉛筆で取り組めるワーク形式の教材。プログラミングの基礎となる“論理的に考える力”や“順序立てて指示する力”を、低学年から無理なく養えるよう設計されています。


目次

書籍の基本情報

  • タイトル:プログラミング的思考を育てるドリル
  • 著者:学研の幼児ワーク編集部
  • 出版社:学研プラス
  • 発売日:2018年7月
  • ページ数:64ページ
  • 価格:880円(税込)
  • 対象年齢:5歳〜小学校低学年(ひらがなが読めればOK)

特徴①:身近なシチュエーションで学べる問題構成

「公園までどう行く?」「お菓子を並べ替えて同じ形に」など、日常にある行動を題材にした問題で、順序や分類、比較、規則性といった思考スキルを自然と養えます。

子どもにとって“意味のある場面”だからこそ、取り組みやすく、考えることに興味が持てるようになっています。


特徴②:絵とことばを使ったわかりやすい構成

すべての問題にカラフルなイラストが使われ、視覚的に理解しやすくなっています。解答欄も大きく、文字を書くことが苦手な子でもストレスなく取り組めるのが魅力。

「まるをつける」「線でつなぐ」「ことばで順番を書く」といった多様な形式の問題が盛り込まれており、飽きずに取り組めます。


特徴③:就学準備や教科学習の土台づくりに最適

  • 図形の分解・合成(算数)
  • 説明を順序立てて理解する力(国語)
  • 条件の組み合わせと整理(理科的視点)

といった、プログラミングだけでなく幅広い教科の“考え方”に通じる力が身につきます。

「考えることが好きになる」ための第一歩としても最適な一冊です。


保護者にうれしいポイント

  • デジタル機器がなくてもすぐに取り組める
  • 子どもの思考のクセや弱点を見つけやすい
  • 学校のプログラミング授業への備えになる

おうち時間やスキマ時間を活用して、“学びの土台”を楽しく作れるドリルとして人気です。


こんな方におすすめ

  • プログラミング教育の前段階として思考力を伸ばしたいご家庭
  • 勉強の習慣づけや集中力アップを目指したい保護者
  • ゲームや動画以外の知育的な取り組みを探している方
  • 年中〜小1程度で無理なく取り組める紙教材をお探しの方

まとめ

『プログラミング的思考を育てるドリル』は、パソコンもタブレットも使わずに、「考えるって面白い!」を育てる入門教材です。

就学準備から教科学習の基礎づくりまで、幅広く活用できる本書は、プログラミング的思考の第一歩として、最初に手に取りたい一冊。親子で一緒に考えながら、楽しく学びを深めていける教材です。

▶︎ 小学生におすすめのプログラミングの本10選

スクロールできます
書籍タイトル価格(税込)ページ数文字の大きさふりがな有無親子で楽しめるか対象年齢
できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch3 プログラミング入門2068288大きめあり小3〜
10才からはじめるScratch 3 プログラミング図鑑3080224標準あり10歳〜
小学生でもわかる はじめてのプログラミング1628192大きめあり小2〜
マンガでわかる!小学生のためのプログラミング教室1430144標準あり小3〜
micro:bitではじめるプログラミング1738192標準一部あり小5〜中学生
レゴ(R)で作るはじめてのロボットプログラミング2420192標準一部あり小4〜
はじめてのゲームプログラミング Scratchでゲームを作ろう!1540160標準あり小3〜
アプリづくりに挑戦!子どもプログラミング図鑑3080224標準一部あり小5〜中学生
考える力を育てる!子どもプログラミングパズル165096大きめあり6歳〜小4
プログラミング的思考を育てるドリル88064大きめあり年中〜小2
目次