小学校6年生までに育てたい「プログラミング的思考力」を体系的に学べる一冊

「プログラミング的思考って、結局なにを学べばいいの?」
そんな疑問を持つ保護者の方も多いはず。

本書『小学校6年生までに必要なプログラミング的思考力が1冊でしっかり身につく本』(かんき出版)は、パソコン操作や難しいコードではなく、“考える力”を育てることに重点を置いた1冊です。

Scratchという無料ツールを使い、ゲームやアニメ制作を通じて子どもが夢中になれる内容が満載。家庭でも無理なく取り組めるので、初めてのプログラミング学習にぴったりです。

目次

小学6年生までに必要なプログラミング的思考力が1冊でしっかり身につく本

書籍の基本情報

タイトル:小学校6年生までに必要なプログラミング的思考力が1冊でしっかり身につく本

著者:熊谷基継

出版社:かんき出版

発売日:2020年7月8日

ページ数:192ページ

ISBN:978-4761230098

対象年齢:小学校1年生〜6年生

特徴①:Scratchで楽しく学べる16の作品

本書では、MITが開発した無料のプログラミングツール「Scratch」を使って、全16種類のバラエティ豊かな作品づくりに挑戦します。

ゲームやアニメーション、音楽づくりなど、子どもが夢中になるテーマがそろっており、楽しみながら学べるのが特長です。作品制作を通じて「順序立てて考える力」が自然と身につき、論理的思考が育まれていきます。

特徴②:「分解→整理→組み立て」で思考力を育成

プログラミング的思考の中心となる「分解」「整理」「組み立て」の3つのステップを、わかりやすい事例とともに丁寧に解説しています。日常の身近な問題を題材にすることで、子どもたちは問題解決の流れを自然と理解し、物事を論理的に捉える力を無理なく育てることができます。

特徴③:チャレンジ問題で理解を深める

各作品には、それぞれ10問ずつのチャレンジ問題が用意されており、全体で160問に取り組むことができます。問題を解くことで、学習内容の理解がより深まり、応用力もしっかりと身につきます。

解答と解説はPDF形式でダウンロード可能なので、復習や振り返りにも役立ち、家庭学習にぴったりの構成です。

保護者にうれしいポイント

子どもだけでなく保護者にとっても安心して取り組める工夫が満載です。自宅で手軽に学習できるだけでなく、低学年の子どもにも配慮した読みやすさや、親が学習をサポートしやすいガイドも充実。家庭での学びをしっかり支えてくれる内容となっています。

  • 自宅での学習が可能:パソコンとインターネット環境があれば、家庭で手軽にプログラミング学習を始められます。
  • 漢字にふりがな付き:すべての漢字にふりがなが付いており、低学年の子どもでも一人で読み進めることができます。
  • 保護者向けのアドバイス:本書には保護者向けのアドバイスも掲載されており、子どもの学習をサポートする際の参考になります。

こんな方におすすめ

この本は、プログラミングが初めてという小学生やその保護者にぴったりの入門書です。Scratchを使って楽しく学べる内容で、論理的思考力や問題解決力を自然と育むことができます。学校の授業の予習・復習にも役立つため、家庭学習の強い味方となる一冊です。

  • プログラミング教育に初めて取り組む小学生とその保護者
  • 論理的思考力や問題解決力を育てたいと考えている家庭
  • Scratchを使って楽しく学びたいと考えている子ども
  • 学校のプログラミング授業の予習・復習をしたい方

まとめ

『小学校6年生までに必要なプログラミング的思考力が1冊でしっかり身につく本』は、プログラミングの技術だけでなく、論理的思考力や問題解決力を育てることを目的とした一冊です。

Scratchを活用した多彩な作品作りを通じて、子どもたちは楽しみながら学習を進めることができます。家庭での学習にも適しており、保護者と一緒に取り組むことで、より深い理解と興味を育むことができるでしょう。

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