プログラミングが必修化された今、「何か目標を持たせたい」「習ったことを形に残してあげたい」と感じるご家庭も多いのではないでしょうか。
そんな小学生、とくに6年生におすすめなのが「プログラミング能力検定」です。検定を通じて、これまでの学びを“見える成果”として確認できるほか、自信や達成感にもつながります。
本記事では、プログラミング能力検定の概要から、小学生が受けるのに適した級、Scratchとの関係、受験対策、そして実際に受けてみた感想まで、詳しく解説します。
目次
プログラミング能力検定とは?
「プログラミング能力検定(プロ検)」は、株式会社プログラミング総合研究所が運営する、プログラミングスキルの習熟度を測るための民間検定です。
Scratchベースの入門級から、本格的なテキストコーディング(Pythonなど)までを段階的に学び、力試しができる仕組みになっています。
小学生が対象とする級は?
小学生、特に6年生が受けやすいのは以下の2つのレベルです:
- Entry級(エントリー):Scratch初心者向け。基本操作や単純な命令の理解。
- 3級:順次処理・繰り返し・条件分岐など、Scratchの基本スキルを測る内容。
※さらに経験がある場合は2級への挑戦も可能。
どんな内容が出るの?
- 画面を見ながら問題に答える実技形式
- Scratchでよく使うブロック構成や動きの理解を問う
- 時間制限は40分、PC操作に慣れているかが重要
Scratchを使って学んできたことが、どれだけ身についているかを“試せる”構成です。
Scratch学習者にぴったりの理由
- ゲーム作りやアニメーションの学習成果を可視化できる
- Scratch教材と出題形式が似ており、対応しやすい
- 日頃の学習が“検定”という目標につながるので、やる気が続く
検定に向けた準備方法
- 公式問題集や模擬試験の活用
- 過去に使ったScratch教材で復習
- 親子で模擬テストを試してみる
- タイピングや操作スピードにも慣れておく
※出題は知識+操作の両面から問われるため、Scratchを“見る”だけでなく“動かす”練習が大切です。
検定を受けるメリット
- 「できた!」という自信につながる
- 自己肯定感アップ、次の学びへの意欲が生まれる
- 中学以降の情報教育や入試にもプラス評価の材料に
- 保護者も「学んだ内容」が可視化でき、サポートしやすい
受験までの流れ
- 公式サイトから近くの会場を検索
- Webまたは教室経由で申し込み
- テスト当日はPC操作中心の試験(Scratchベース)
- 合否はWebで確認、合格証が発行されます
体験談の追加におすすめのポイント
- 「緊張したけど楽しかった」など、本人の感想
- 教室 or 自宅学習との違い
- 受験前後での子どもの変化(自信・意欲・理解)
- 保護者が感じた“やってよかった”ポイント
まとめ

プログラミング能力検定は、小学生が学習成果を確認できるだけでなく、自信をつけて次のステップへ進む大きなきっかけになります。
特に6年生は「卒業前に形として残せる」タイミング。Scratchに慣れてきたお子さんには、ぜひ挑戦させてあげたいおすすめの検定です。