アプリ開発に挑戦!『アプリづくりに挑戦!子どもプログラミング図鑑』レビュー

「ゲームだけじゃなくて、スマホやタブレットで使えるアプリも作ってみたい!」そんな子どもの興味を広げるのが、『アプリづくりに挑戦!子どもプログラミング図鑑』です。

Scratchを超えて、実用的なアプリ開発の第一歩を踏み出す構成で、「つくって使う」体験を通して創造性とITリテラシーを深められる一冊。プログラミングの“次のステップ”を探している家庭にぴったりです。


目次

書籍の基本情報

  • タイトル:アプリづくりに挑戦!子どもプログラミング図鑑
  • 著者:キャロル・ヴォーダマン 他
  • 出版社:創元社
  • 発売日:2018年11月
  • ページ数:224ページ
  • 価格:3,080円(税込)
  • 対象年齢:10歳以上(プログラミング経験者にもおすすめ)

特徴①:多彩なアプリ制作にチャレンジできる

本書では、メモ帳アプリ、音楽プレーヤー、デジタル時計、簡単なゲームなど、実用性と楽しさのあるアプリ制作に取り組めます。

使うのは「App Inventor」や「Python」など、より本格的な開発環境。Scratchだけで終わらせず、本物のアプリ開発に挑戦したい子に最適です。


特徴②:図解中心で視覚的に理解しやすい

ページ全体がカラフルな図鑑形式で構成されており、ブロックやコードの意味が直感的に伝わるよう工夫されています。

フルカラーの手順解説+完成イメージがあることで、「どうなるのか」が想像しやすく、モチベーションを保ちながら進められます。


特徴③:学べる言語が多彩で“次”に進める

  • Scratch:ビジュアル言語で基本を理解
  • Python:本格的なコードに触れる
  • App Inventor:スマホアプリ開発にも対応

1冊の中で複数の開発環境を体験できるため、「言語を横断して学ぶ力」が身につき、将来のプログラミング学習に大きな土台を作ります。


保護者にうれしいポイント

  • Scratch卒業後の“次の学び”にちょうどいい
  • アプリ開発という実践的な目標があるから継続しやすい
  • IT分野の進路選択や探究学習への橋渡しにもなる

「学びが実生活につながる」経験を、親子で共有したいご家庭におすすめです。


こんな方におすすめ

  • Scratchはある程度できるけど次に進みたい子
  • スマホアプリやWebアプリ開発に興味がある小学生・中学生
  • PythonやApp Inventorなどの“本物の言語”に触れさせたい家庭
  • 探究学習や自由研究のテーマを探している保護者

まとめ

『アプリづくりに挑戦!子どもプログラミング図鑑』は、Scratchのその先を見据えた“実用プログラミング”へのステップアップに最適な一冊です。

複数の開発環境に触れられる図鑑形式の内容で、子どもの「やってみたい!」を引き出しながら、確かな学びにつなげてくれます。

プログラミングを「作って終わり」ではなく、「誰かに使ってもらう喜び」に変えたいと考えるご家庭に、ぜひおすすめしたい書籍です。

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